ちょっと地獄まで
保育所にちょっとした図書コーナーがあって、
そこで久しぶりに、山田の懐かしいベストセラーを発見してテンション上げ。
『じごくのそうべえ』
突然死した主人公の『そうべえ』が、あの手この手で地獄の拷問をかわし、潜り抜けるっていう話。図書館で何回借りたかな?おふくろに『いい加減他の本も借りろ』と叱られた。
何となくググッて初めて知ったんですが、これって上方の古典落語の話だったんですね!
朝ドラのおかげでタイトルだけは知っている、
『地獄八景亡者戯』
(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)
話し出したら1時間かかる演目っていうのだけは知ってました。『落語で1時間って…』『地獄、亡者って…』と勝手に思ってた。
落語を見に行ってみたいなと思ってた矢先、思い出深いあの絵本も落語だったなんて…苦笑
でも最近の絵本は内容キレてますよ(笑)
絵本は純粋に、昭和より今の時代の方が面白いような気がする。自由で楽しい。
『おかめ列車』の衝撃たるや、ね…。
機関車トーマス想像してくださいよ、あの顔の部分がね、おかめなんですね(笑)
布団の中にあらわれたおかめが主人公の兄妹を吸い込んで、そのまま夜の空を駆けるっていう素っ頓狂な話ですが、インパクトが…。
あとは『もう ぬげない』が印象強いかな?
子供が服脱ごうとして、最後頭が抜けない間抜けな体勢になって、その体勢のまま人生を深く考え出す話(笑)
こんなご時世ですが、アナログの代表格、本もね、まだまだ捨てたもんじゃないですよ。
どっか堅物の大人みたく、絵本にメッセージ性を求め出したら辛いですけどね。
『おかめ列車』から学ぶ事なんかね…。
『夢は見るべきもの』
『おかめに気をつけろ』ぐらい(笑)
今の時代に生まれたらどんな絵本見てるのやら