少女、三十路に思い馳せる
夜な夜な、友達と2人でジョギングに勤しむ女子中学生が息を切らしながら言うんです。
『なあ、三十路になったらどうする』
『あたし結婚出来るかな?いや出来ひん!』
お嬢さんこんばんは。三十路です(笑)
いやあ。いいな。青春っぽい。
友達と夢やらを語らいながら走るだなんて。
MDに19(ジューク)の曲が死ぬほど入ってそうな感じがいい。
そうね。三十路のRPGは……
自分のレベルや装備やら眺めつつ…セーブして寝るか、レベルアップ狙うか、リセットボタン押すか、事あるごとに悩むんやで(笑)
おっちゃんは2回ぐらいリセットボタン押してみました。セーブして寝れば良かった、なんてたまに不貞腐れるのはご愛嬌。
友達とキラキラトークしてみたいですけどね、最近一番の考え事は『炒飯の作り方』ですからね(笑)
冒頭のお嬢さんに教えてあげたい。
人生のレールをある程度敷くまでは⬆︎の通り、レールを敷いたあとは見ての通りだと苦笑
会社の昼飯で、たまに賄いの炒飯が出るんですけど、これが抜群に旨いんですよ。作ってるの男性。事務所の台所にあるものしか使ってない。具はミックスベジタブルと卵だけ。
食感は米が潰れずダマにもならずパラパラ、色は茶黄色、味は塩胡椒で誤魔化しも無く、野菜の旨味であっさり。でも旨い。
見事。『何がこんなに旨いのか、旨く作ってるのか』と不思議で、レンゲにすくい取ったチャーハンにしばらくガン飛ばしてました(笑)
料理のように優しいマメなスタッフさんでね。
あれだけチャーハン上手に作れるんだから…
きっとスケベやと思うんですよ(暴論)
三十路も半分切りましたからね、美味しい炒飯が作れる男にレベルアップも悪くは…、とりあえずセーブして寝よう。