喜劇とは
昨日だか一昨日だか。車始動した瞬間カーナビが教えてくれる。
『今日はチャップリンの日です』
すかさず子供が聞いてくるんですよ。
『ねえ。チャップリンて何?』
偉人シリーズ。特に洋物、凄く困る(笑)
『面白いおじさん』ていう枠でも無いし。
うちの子もすっかり関西人。毎週吉本新喜劇を楽しく見てるんですが、『喜劇』の意味を子供に分かりやすく…。
モダンタイムスと乳首ドリルを比べるのなんて、あまりにも酷ですからね(笑)
とは言え、新喜劇も馬鹿馬鹿しい訳じゃ無い。ながら見でも、やっぱり笑えますからね!
いつかの回で、同じパターンの長ゼリフを登場人物が何人も数珠つなぎ、人が変わるたびに微妙に言葉がズレて、最後にはむちゃくちゃになるくだりとか、面白かった。
文章にすると伝わりにくいけども。
同じ長ゼリフがしつこいほど繰り返されるから、見てる方は何を言うか分かってるんですよ。言葉が徐々にズレていくオチなのも知ってる。それでも面白い。
劇作家さんて本当にすごいなぁ、と。
で肝心の乳首ドリルの日ですけども、小さい頃はチャップリン好きやったんです。実は。
動き可愛いし、面白いし、好きでした。
TVが、今より渋い時代でしたからね!
『おかあさんといっしょ』みたいな番組はね、祝日の朝なんかやってないですから。
朝から『能』ですよ(笑)
そんな国営放送でチャップリンの映画もちょこちょこやってた気がするんです。
何ならゴールデンの映画で見た気もする。
地上波で『能』と『チャップリン』と『バタリアン』が交錯する時代。
TV自体が、かなり幅広いそれぞれの層に優しい時代だったように思う。
子供にチャップリン見せたくなってきた。
無理かなあ。乳首ドリル、面白いもんなあ…