真昼の試食コーナー
会話も小休止、ダラけた昼下がりに、嫁が突拍子もなく言うんですよ。
『そのティッシュ1枚取ってさ、舐めてみてよ』
山田もね、面食らいますよ。
平成30年。一家の大黒柱がティッシュを舐めて味確かめろ言われる時代になりました。
海外旅行に行った職場の同僚のお土産が亀ゼリーやった時ぐらいの、女の子がカスピ海ヨーグルトをふんだんに使ったシフォンケーキを渡してきた時ぐらいの感じを思い出した。
ちり紙食えってね、こんなん昭和の軍人相手なら憲兵にタコ殴r……
美味しいやないか‼️
ちょっと甘くて美味しい。何故…。
まあまあイケるやんけ。水分沢山含んだ商品やから、それでかな…。
なんか、しばらく箱見たりしますよね。
(味のこと書いてないよな…)とか。
何が悲しいって時間空けて、職場で別のティッシュ味見してる自分が悲しくてですね(笑)
甘くもない、THEティッシュ。
食に関する『意外といけるやん!』の最終エントリーが覚えてる限り、数年前に食わず嫌いを脱した生牡蠣なんですが、この度まさかのティッシュに取って替わるという。
さぞかし牡蠣もビックリしてるでしょうね。
後継ぎが何しろティッシュなんだから。
色んな衝撃とか、困惑もありながら、グルグルとしつつある着地点に辿り着くんです。
『お前…何でそれを知ってんねん』と。