こしょくれて、夏
久しぶりに地元の友達と連絡。
長崎弁と比較すると、地元の五島弁は早口で、エッジが効いている。好きです。
その日の流行語は、『こしょくれ』。
こしょくれてる→(特に幼児に)ませてる、小生意気、みたいな。
方言では『騒動』が至高。勿論『騒動』自体は方言じゃない。表現の一つとして、『騒動』を活用する向き。
『ざまな騒動ぞ(すごい騒ぎだぞ)』とか。
何かの混乱や騒ぎを、とりあえず話盛り気味にユーモラスに『騒動』と。平成世代にとったら、まあ死語かなと。たぶん…。
何で『騒動』を多用する。でも歴史見ると地元の藩て、確かにお家騒動多いですからね(笑)
離島の小藩の割に?いやむしろ小藩だから?
藩史上最大のトピックスはクーデター。
クーデター、しかも全く外部からの実行なんて滅多に成功しませんからね。有名どころ、派手なクーデターでいうと明智光秀でしょうけど、バリバリ内部やし、すぐ制圧されたし。
我が藩は一味違う。
外部から食らった上、政権15年も取られる不覚。
更に闇深なのは、その間の歴史記述が一切ないと言うロックすぎる暗黒時代。
クーデター成功したのに真面目に統治しようとしなかったらしいですが。にしたって、ねえ…。
反乱食らった殿様が自刃→家臣が跡取りの赤子を必死に島外に逃す→元服を待つ→リベンジ
という映画1本作れるぐらい気の長〜い物語。
騒動も騒動、ざまな騒動。
クーデターという文字を見るのは今年2回目で、他人事じゃない。
家建てる契約時、瑕疵担保責任(こんな時には、ハウスメーカーが家に対する責任取るよ!)に関する記述。
『革命、暴動、クーデターが起きて家壊れてもメーカーは責任持ちません』
まあ、革命起きたら個人の財産もクソも無いかもしらんが…苦笑
営業マンのこしょくれ回ってさ、ざまな騒動たい…