鼠のめぐみ
息子が小3、娘が5歳に。年々また一つ小生意気になる今日この頃。あちらもこちらも小生意気。
こないだ健康診断の視力検査で、いかにもクールそうな係のお姉さんと対峙。
お姉さん『10番からお願いします』
山田『えー…上、右、下…』
お姉さん『12番不正解です』
不正解の発表を真顔でされる空気ったら。
そんな空気感の芽のような物を子供らも出す時があるからドキドキする。素直と言えば素直だけど。
コロナ禍で色々難しい世の中にあって、兄妹とも小ぶりながらもそれぞれ運動会的なイベントも有。
関西の土壌がそうさせているのか、否か…。娘の保育所の出し物が、まあまあ攻める。
かつての『ばら組』時代。字体を完全にパクった上でUber eatsに掛けて、ウーバライーツとかやり出した時点で『この保育所はやるぞ、攻めのブレーンが居るぞ』と見ていたが、やはりまた。
娘は『うめ組』なんですが、組名に引っ掛けて、出し物を飾る曲がまさか…『め組のひと』でしたよ。
(演目は“うめ組の人”)
娘に『先生にクワマン役がいいと伝えてこい!』
『マーシーの行方を聞いてこい』と指令を出したんですが、ゴミを見るような目で家内に握り潰されました。
5歳児が『渚まで噂走るぜ』とか歌い踊るカオス。
ともあれ楽しそうで何より。
いつの時代の曲であっても、ちゃんと子供に刺さるやつは刺さるもんです。山田は最近で言うと、訪問中に患者さんとこでピンクレディーの夜ヒット出演シーンを集めたDVDが流れてて。
内心(薬組むのに気が散るなあ…)と思いつつ、4秒後にはケイちゃんに160%で釘付け。
ペッパー警部の最後の決めポーズをリピートして欲しい。不思議なもんですよ。リアルタイムじゃないながら、昔は『断然ミー派』やったはずが。
今見ると…ケイちゃんが可愛い。
月並みな話ですけどね。あのピンクレディーの勢い、迫力は一体何なんだろうと。どの曲の映像だったか、紹介文テロップが『昨年ペッパー警部で鮮烈なデビューを飾った2人…』と。
当時も鮮烈扱いだったんだなと。こないだ凄い久しぶりにラジオで鼠先輩を聴きましたけどね。
たぶん鮮烈のジャンルが違うなと。
でまた昔のポップスが興味深いのが、全部生歌、生放送、生演奏が多いくて、伴奏の速さも楽器の音のバランスも全然違いますからね(笑)
歌う方も大変だったんだろうなと。
今は見るものが余りに有りすぎて、毎日、毎時間が目移り。子供らにとっての絶対的アイドルは無いようで。これもまた時代なんだろうなと感じたり。
とりあえず1回、鼠先輩で鮮烈さを探って…