拝啓 石井様
名札って、一体何の為にあるんだろうと。
名前を名乗り、顔を見せ、あるいはチップ仕込んでてゲートを開ける鍵にもなったり。
顔を載せる必要有るんかな、とは常々。
とある夜とある街の、とあるコンビニ。
なんて事は無い場面ですよ。行きつけでは無いコンビニに、久しぶりに入っただけ。
レジの順番待ちをしてたら、『お待ちの方、こちらどうぞ〜』と、店長なのか何なのか、おじさんが通してくれました。
何となしに見た名札で空気が一変。
名札の顔と実際のギャップがエグすぎる
例えばね、痩せた太ったの体重関連とか、金髪から黒髪、ロン毛→坊主になったマイルドなビジュアル関連とか。その辺なら、まあビックリはしても驚きスコアは高くない。
ビフォーがまず…まあどう表現したらいいか。
反社なんですよ。申し訳ないけど。
スーツから赤シャツの襟飛び出した無精パーマの薄サングラス。逆にようこんなんで写真付き名札に収まろうと思ったなと感じるぐらい。
見た目が不必要にややこしいビフォーの写真を携えたアフターの主は…
モンブランみたいなヘアスタイルの癖が強い、商人喋りのおじさんなんですね。
全く反社要素は無。メジャー級のイメチェン。
髪が極端に薄くなったのかな…その分け目、流れ、一体どうなってるんだ、闘龍灘かよと(兵庫県加東市の景勝地。行った事は無い)
情報量が多過ぎる。とにかく。
反社会勢力がモンブランになり、闘龍灘のように荒れ狂い流れて(行った事は無い)。
そして無茶苦茶に愛想いい笑
時間にして1分にも満たないのに、名札と本人見比べるのに気を取られて、アイスカフェラテ注文するの忘れました(笑)
人の顔も歴史。あの滲み出る愛想の良さは、けして嘘じゃないと思うなあ。
しかし何があったんや、何がどうなってそうなったら、こうなるんや。石井さん…