あの鐘を鳴らすのは
とある仕事関連のツテで、気のいいおっちゃんが居まして。金、女、情に弱い人。
なので金を持ったら少し要注意な人ではあるんですが、不動産関係の色々でまとまった収入を得たらしい。(そりゃ、良かった)
そこで世話になった御礼に飯をご馳走させてくれと、何度も言うて来るもので。
うん…じゃあ…一度お言葉に甘えて、シンプルに焼肉がいいですと。
この方、要注意な点がもう一つありまして。
酒が入ると妙に勢いが付く、気が大きくなるというか、調子に乗っちゃうというか。
色々気になる事も残しながら、当日。
山田以外に共通のバイト先の若い男女を2名招待したらしい。ああ、既に勢いが…。
もう序盤から手抜きなし。
大人5に対して生肉系のメニューを人数分注文、刺身も別に注文、更にキムチにナムルに大盤振る舞いのロケットダッシュ(笑)
本気で誤発注するからヤバい。
高い肉ガンガン入れた影響で、途中『余ったタンが清涼剤になる』という初めての体験。
そんな事が出来るのか、牛タン…。
なんだかんだ。かなり飛ばしながら何とか食べ切りました。苦しかったが…。
いやいや本当に。心から、御馳走様でした。
で、終わらない面子…。若い連中に一癖。
メンバーの女の子が、毎回ハイボールで破滅(笑)普段、無茶苦茶真面目な優しい子なんですけどね、ハイボールを一定量入れるとキャラがパワータイプに変貌。
日頃一切仕事を選ばない&逃げないバリバリの20代介護女子が、何杯かのハイボールによって『ミラーボールのあるカラオケに行くぞ』という一点しか訴えなくなる。
もう何度も目の当たりにしてきた光景でして。
そんなミラーボールを決まって介護するのが、面倒見のいい男子、石田君。
この子も本当に優しい。(ブログに登場済)
気のいいおっちゃんは焼肉後にそそくさと帰って…1分後にはミラーボールが鬼電。
『ミラーボールのあるカラオケに行くから戻ってこい』と(笑)
ミラーボール以外苦笑いのまま、タクシー拾って後半へ続く