拘置所に行った話
初体験。TVでそれらしい風景は散々見てるのに、全くもって触れた事がない…拘置所。
仕事の新規顔合わせで、まさかの拘置所。
女性の弁護士さんと無事に落ち合って、受付へ。
受付、実際の面会、差し入れ渡す場所。建物が全部バラバラ。警備門の所で名前、携帯電話の台数書いて名札を貰います。名札に『弁』の字が入ってたので、その時点から名札の主が弁護士もしくは連れですよと分かるようで。弁護士さんが、先に差し入れ渡すからと専用の建物へ。そこは差し入れを渡す場所、そして一般人が面会を行う場所らしい。
先生の手続き待つ間、その建物には若い姉ちゃん、兄ちゃん、会社員風、奥さん風。続々人が来て。
誰に、どんな気分で会いに来たんやろなぁと。
差し入れの本持ってる…バ…チ…バチカン⁉️
神に語りかけるのか。裁判の答えはバチカンにあるのか。
待合スペースに自動販売機が一つ。非日常の中では不思議とホッとするんですよね、自販機。
今回の拘置所も、夜な夜な子供を救急連れて行った時も自販機があった。子供が内斜視の手術した日も自販機を見ていた気がする。いつも気にしないのに、非日常の中に居ると、日常の使者ばりに存在する自販機をつい見つめてしまいがち。
自販機で買ったジュースの差し入れは出来るんかな?いや、難しいんかな?と目線移したら。
いちごオーレの横に、それはモノっ凄いPOPな字体で貼られた『しあわせ気分❤️』と言う文字。
いやそら…いちごオーレは幸せ気分ですよ。ただね…TPOのそれがシュール過ぎるやろと。
ちなみに横のカフェオレには、『ほっこり気分』のシールが貼られていた(笑)
恐らくこの全敷地内に『ほっこり』要素は1ミリも無いと思いますよと、拘置所の長に申し伝えたい。
弁護士さんは面会する棟が一般とは別。
事情分かれば納得。裁判の打ち合わせとかするから、他人に聞かれる訳に行かないんだなと。
面会は完全個室。空調無し。(空調らしき機械をビニールで隠してた。コロナ対策?何?暑い…)
3畳ぐらい?ただでさえ狭い部屋を半分仕切り。
そういや、テレビでよく見るような職員の立ち会いは無いのか?てか、そんなスペース有るか?
先生によれば、弁護士なら立ち会い無しでOK。
しかし同伴で弁護士以外の人が入る場合は、立ち会う事があると。つまり今回は立ち会う可能性。
そう…(こんな狭いのに…)
…まあ結局、職員入らなくて良かったです。
そして若い女性弁護士さんやから良かったものを、
これが男性弁護士&職員立ち会いの欲張りセットなら、超狭い空調無しの空間に男4人30分やったのか…と。
一周回って恋が芽生えるか、誰か屁こいたら視線の殺し合いが始まるか、ロクなもんじゃ無い。そうなったらもう…
いちごオーレで乾杯、しあわせ気分❤️