櫛
同じ道具でも使う人、使う場面が違うだけでまるで印象が変わる事ってあるんですよ。
ウォーキング中、10代の若い女の子とすれ違い。
可愛らしいファッションの今時の女の子。
ふと、手に収まるほどの小さなクシでシャシャッと前髪をといて、小さいポーチに仕舞うんですよ。
モノの3〜4秒の出来事。
まあなんて可愛らしい事…(優しい目)
幼気なティーンが歩きながらね、前髪を気にしてるんですよ。これから彼氏と会うんですかね。
まさか実家帰ってモヤシ炒め食う為に前髪整えたり、商店街にミンチカツ買いに行く為に前髪気にしませんからね。
もしミンチカツ買う前に、前髪をシャシャッと整えてたらもう…ミンチになる遥か前段階、牛ごと持たせてやれよとコロッケ屋に伝えたい。
小さいカバンに小さい櫛を入れて、ふと前髪を小さくといて整える。可愛いじゃないですか。
いつかスポーツジムで目撃した、クロスマシンしながら、髪をクシでとかし続ける汗まみれのジジイを見た時とは大違いですよ。
経験者なら分かると思うんですけど、ランニングとかバイクの時って、結構ヒマというか視線持て余すんです。そして人間は悲しい生き物ですから、一度視線が事故ったら、もうダメなんです。
運転しながら無意識にワイパーのタイミング追いかけだすのと一緒ですよ。暇な脳がね、ジジイのクシが登場するリズムを、ビートを刻むんですよ。
停止ボタンも一時停止もない。
……クシや!……あ、またクシや!…クシ!…てか膝の動きが面s…クシや!…
面白いのはモノの3〜4秒だけ。
合法的にブッ飛ばす方法は無いものかと模索すらした(笑)
今日見かけた女の子も、山田も、マスクしないまま噂の兵庫県内をスタスタ歩いてましたけどね。
僕がコロナウイルスなら、前髪プリンセスに行くか、クロカン前髪フェスティバルに行くか…。
談合入札してでもクロカンに行きますわ。