クリスマスツリー
クリスマスツリー。
うちのツリーはタッパが180近い比較的大型。イルミネーション無し。オーナメントのみを飾り付ける、先発完投型みたいな王道のツリーです。
弱点は、刻み海苔みたいな葉っぱが、やたらと取れては落ちる…。
出す前に懸念が一つ。
先日も書きましたが、猫が山田家に加入した。
触るんじゃないか…?いや…。
ネットやら何やらによれば、やっぱ触るらしいぞ、と家庭内は噂に翻弄される。ツリーを出すか出さまいか。山田嫁が出した答えは、キラキラ系のオーナメントを全て外し、猫の為に買い直すと。
後日。
雑貨屋で買い直したマットな可愛いオーナメントを子供らが嬉々としてツリーに飾り付けて行くわけです。作業中、猫はケージに入って待機。
相変わらずポロポロ落ちるイミテーションの葉っぱを最後に掃除して、猫のケージをオープン。
まあ任せてくれよ猫ちゃん。多少の悪戯は目をつぶるし、掃除だって皆んなでちょこちょこやれば、ツリーを囲んで楽しいクリスマ…
…枝ごと食うなバカ!
お前(←🐈)がオーナメント返品してこい!笑
触る触らないの問題を超えて、食糧問題に発展。
ツリーの処遇が喫緊の課題になった訳です。
娘の部屋は?誰も見いひん?まあ、そうやな。
廊下の踊り場…?置くスペース無いな、そらそうや。ツリーが邪魔で階段から落ちたら親戚中に笑われる。
え?俺の寝る部屋…??
(長男の新生児時代からイビキに遠慮する内、山田一人で寝室分けるスタイルが定着している)
おっさんが一人で?ツリー見ながら?寝るん…??
クリスマスツリーは、まさかの山田寝室に安置。
ツリーは通常なら、家に保管される飾り物系の中では一、ニを争う花形アイテムのはずですよ。
ツリーか、有れば雛人形か。
おっさんをはじめ男の部屋にあっていいのは、
とりあえず感がほとばしるメタルラックとか
ダサくて心底から安心するハンガーラックとか
そこだけちょっとカジュアルに行くんかと問い詰めたくなる、イサった灰皿とか
今はないが、山田も独身時代はコンプリート。
だから夢と希望の象徴、ツリーがあっていいはずがない。子供の明日への温かい希望を纏いながら、クリスマスの役目を最後まで全うする物ですから。
今部屋にあるのは、平日の殆どがシャッター閉まった中で、おっさんが吐く絶望の二酸化炭素を浴びる不遇のクリスマスツリー。
クリスマスの朝はどないしたらいいのか…。
設定重視なら山田はその夜から、窓を開けられる状態にして(寒い&防犯が…)ツリーの下にクッキーとミルクを置いて(トイレ行く時に蹴飛ばすor小腹が減った時に食うかもしれない)、そして朝おもちゃの箱を狂喜乱舞しながら寝床の横でご開帳される…かもしれない。
ツリーよ。今しばらく一緒の部屋で寝よか…。